防犯カメラの種類、特徴について

A:カメラ、レコーダーの接続種類
 1:映像、電源:別ケーブルで接続するタイプ。
   映像:同軸ケーブル
   電源:別のケーブルで供給する

   二本ケーブルタイプのメリット
   機器費用を安く抑えることが出来る。
   先々にカメラ交換などが発生した場合、交換機種を見つけるのが容易。

 2:電源重畳方式
   映像、電源:同軸ケーブル一本で接続するタイプ。

   一本ケーブルタイプのメリット
   電源ケーブルの敷設が不要で配管/配線費用を節約
   工事は同軸ケーブル1本のみ、施工生産性を向上

 3:LANケーブルで配線を行う  IPカメラタイプ

   IPカメラタイプのメリット
   一本のLANケーブルで映像、電源、制御等ができる。
   高画質カメラ

B:映像の伝送方式
 1:CVBS  CCTVカメラ  同軸ケーブル
   コンポジット映像信号(Composite Video, Blanking, and Sync)の略です。
   これまでのアナログカメラが該当します。既に生産が終わっています。

 2:AHD  同軸ケーブルで接続
   Analog High Definitionの略で、アナログ配線でハイビジョン画質の監視が可能になる防犯・監視カメラシステムです。
   AHDにはハイビジョンのAHD1.0(1280×720)とフルハイビジョンのAHD2.0(1920×1080)があります。
   従来のアナログカメラを更新の場合、既設の配線をそのまま利用でき、 コストを抑えた機器の入れ替えが可能です。

 3:IPカメラ(ネットワークカメラ)
   LANケーブルや無線LANといったネットワーク回線を使ったカメラシステムです。
   カメラ自体にIPアドレスが割り当てられているため、インターネットにカメラ単体でつなぐことができ ます。
   メリット:高画質、一本のLANケーブルで映像、電源、制御等ができる。
   デメリット:機器価格が高い、長い距離が送れない、遅延が発生することがある、ネットワーク設計が難しい。

 4:その他 HD-TVIカメラ、HD-SDIカメラ、HD-CVIカメラほか
   各方式の互換性はありません。カメラ、レコーダーの方式を合わせてご利用ください。

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